アメリカンファジーロップってどんなうさぎ?特徴は?

通称「アメファジ」と言われるアメリカンファッジーロップ。

このうさぎも、なかなか人気のある品種です。

これはどんな特徴をもったうさぎなのか、紹介します。

スポンサーリンク

アメリカンファジーロップとは?

アメリカンファジーロップは、アメリカ原産の耳の垂れたうさぎです。

ファジーは英語で「Fuzzy」。ファジーは「けばだった、綿毛状の」という意味がありますから、長い毛が特徴のうさぎさんです。

ファジーは「あいまいな」という意味もあります。

昔、「ファジー理論」という言葉があって、「ファジー」は日本でも流行っていた時期があったんです。でも、今ではほとんど使われなくなってしまいましたね。

 

さて、このうさぎは、ホーランドロップイヤーにフレンチアンゴラをかけあわたファジーホーランドを、さらに交配させた品種です。

ホーランドロップイヤーを長毛にしたのが、このアメファジです。

アメファジの大元は、ホーランドロップイヤー」。

こう覚えておくだけで、色々と理解しやすくなります。

ちなみにネザーランドドワーフを長毛にしたのが、ジャージーウーリーという品種です。こちらも人気がありますね。

 

長毛種で垂れた耳のうさぎはARBA(米うさぎブリーダーズ協会)公認49品種では、これだけですね。

長毛ですから、ぬいぐるみっぽい感じがしますし、高貴な感じもします。ですから、人気のある品種ですよ。

〇アメファジはこんな感じのうさぎ

アメファジは、長毛種で耳が垂れていますから、そのケアはしてあげなくてはいけません。

ブラッシングはこまめにしてあげないといけないですし、耳は通気性が悪いのでが汚れやすいです。かわいいですが、短毛種に比べるとケアには手間がかかります。

アメファジの特徴は?

性格

先に、大元はホーランドロップイヤーと紹介しましたが、ベースはこれと考えていけば分かりやすいです。

ホーランドロップイヤーと似た性格をしています。

性格は優しく穏やか。

多少、臆病な面もありますが、人懐こい傾向があります。抱っこされることも抵抗がなくできるうさぎさん多いです。

性格面では飼いやすいうさぎといえるでしょう。

大きさ

大きさですが、ホーランドロップイヤーとほぼ一緒です。

体重は平均1.8㎏。

平均1.2㎏のネザーランドドワーフよりは大きいですが、小さめのうさぎと言えます。

家でも飼いやすいサイズですね。

寿命

寿命は他の品種と大差ありません。平均的に7、8年。

個体差がありますが、飼育環境を整えれば、10年以上生きるうさぎさんもいます。

色の種類も多いのが特徴です。

〇単色系のセルフ

  • ブラック
  • ブルー
  • ホワイト
  • チョコレート
  • ライラック

〇一本の毛で色の違いがあるアグーチ

  • チェスナッツ
  • チンチラ
  • リンクス
  • オパール
  • スクワーレル

〇まだら模様のブロークン

  • ブロークン

〇白がベースでポイント的に色が入るポインテッドホワイト

  • ブラック
  • ブルー
  • チョコレート
  • ライラック

〇緩やかに色が変化するシェイテッド

  • セーブルポイント
  • サイアミーズセーブル
  • サイアミーズスモークパール
  • トータスシェル
  • ブルートータスシェル

〇薄い毛色が特徴のワイドバンド

  • オレンジ
  • フォーン

以上のようにたくさんの種類がいます。※参考文献:新うさぎの大図鑑 町田修 著

人気のあるうさぎは色の種類が豊富です。

ネザーランドドワーフもホーランドロップイヤーも色の種類は多いですよ。

まとめ

アメリカンファジーロップの特徴を紹介しました。

高貴でぬいぐるみのようなかわいいうさぎ。大きさもほどほどですし、性格面では飼いやすいうさぎといえます。

ただ、長毛種であり垂れ耳なので、その面でケアは十分に必要ですよ。(おわり)

スポンサーリンク