エキゾチックアニマルという言葉を知っていますか。
聞きなじみがない言葉かもしれません。この言葉は、獣医師さんなどの間でよく使われています。
このエキゾチックアニマルはどんな動物が対象なのでしょう。
動物病院を選ぶ際にも参考になるので、是非知っておいてくださいね。
エキゾチックアニマルとは?
まず「エキゾチック」は、「異国的」、「風変わり・奇妙」という意味があります。
英語では「exotic」。
「エキゾチックな雰囲気のカフェだね」というような使い方をします。
エキゾチックアニマルというと、風変わり・奇妙な動物というイメージから、爬虫類を思い浮かべるのではないでしょうか。
変わった爬虫類を飼っている人がテレビで紹介されたり、爬虫類カフェなんかもあります。主にそのイメージでしょう。
確かに、爬虫類も当てはまります。
けれど、うさぎも当てはまるのです。「うさぎがエキゾチック?」と思われるかもしれませんが、犬と猫以外はすべてエキゾチックアニマルというのば一般的な考え方です。
犬と猫は、人間の伴侶動物で「コンパニオンアニマル」となります。
エキゾチックアニマルは、それと対をなすものです。長年慣れ親しんだ伴侶動物である犬と猫に対し、真新しい種類の動物という意味合いです。
ですから、爬虫類の他、哺乳類、鳥類、両生類なんかも当てはまります。例えばふくろうとか亀、ハムスター、カエルなどです。
うさぎの動物病院を探すなら
動物病院のホームページでも「エキゾチック専門病院」や、「エキゾチックアニマルの診療はお任せください」と普通に使われています。
特に、うさぎの専門病院を探してみるなら、この言葉を使って調べてみることをおすすめします。
まだ数は少ないですが、犬猫以外の動物を飼う人が増えている現在、これかも増えていくでしょう。
我々一般の人からみると、動物病院だから、どんな動物でも診てくれるものという錯覚がありますが、実際は、獣医師さんにも動物の得意・不得意があります。
それに、獣医学部のカリキュラムには、馬や牛などの産業動物と伴侶動物である犬や猫について学ぶ機会が多いですが、エキゾチックアニマルはまだ新しい分野です。
うさぎですと、消化器系の体の構造も違いますし、げっ歯類特有の不正咬合なんて病気もあります。
ということで、うさぎは不得意なんて病院もあるわけです。
動物病院の選び方として、診療の対象動物が書いてある病院は親切ですね。
例えば、「犬・猫・ウサギ・ハムスター・モルモット・フェレット・インコ・カメを診察しています。」と書いてあったら、安心ではないでしょうか。
ですから、うさぎの動物病院の選び方として、ホームページで対象動物に入っているか確認するか、電話で聞いてみるのがいいです。
うさぎは病気になりやすいので、何かあった時に調べてから行くのではなくて、前もって確認しておいてください。
動物病院でも犬と猫だけ専門のところもありますから。
うさぎを飼い始めたら、うさぎの動物病院を探すことは大事です。かかりつけ医を決めておくと安心できますよ。
人間でもそうですよね。何かあったらココ!というところは決めておくべきです。
まとめ
ここでは、エキゾチックアニマルについて紹介しました。
聞きなれない言葉ですが、うさぎもこの対象。
動物病院でも使われている言葉ですので、是非知っておいてくださいね。
動物病院でも、うさぎをしっかりと診察の対象動物として明記してある所が安心です。(おわり)