うさぎの指・爪は何本?と聞かれたら答えられるでしょうか。
哺乳類だし、人間と一緒で計20本ではないの?と思ってしまいませんか。
でも違います。不正解です。
ここでは、うさぎの指・爪の数について紹介しますね。
うさぎの指・爪の数は何本?
うさぎの指・爪の数を知ってどうするのって思うかもしれませんが、うさぎを飼うなら爪切りが必要です。
ここに爪があるのが分からなかった!とならないように知っておいた方がいいです。
後で切り忘れがあった、なんてことがあっては面倒ですよね。
さて、うさぎの指・爪の数は何本かですが、計18本です。
前足が5本ずつ、後ろ足が4本ずつ。
前足と後ろ足で数が違うんです。
人間は手と足が5本ずつですから、手と足は数が同じものだと思いがちです。
前足と後ろ足で数が違う動物もいるんですよ。
ちなみに、猫も犬も一緒です。前足5本ずつ、後ろ足4本ずつです。
人間以外の動物は皆そうなの?と思ってしまいますが違います。
ハツカネズミは、前足4本ずつ、後ろ足5本ずつ。逆になるのです。
牛は、前足も後ろ足も2本ずつで計8本、馬は前足も後ろ足も1本ずつで計4本なんです。
動物の種類によって違うんですね。
動物によってなぜ違うのか
人間の指の数は計20本です。
哺乳類は、手(前足)と足で5本ずつが基本。
手足5本ずつが基本ですが、進化の過程で数が変わっていったのです。
生物というのは進化によって形が変わっていくのです。自然環境に適応するためですね。
ですから、指・爪が少なくなる場合があるのです。
では、どのような場合に少なくなるのかですよね。これが問題です。
これは、「速く走るため」なんです。
速く走るために、なぜ指・爪が少なくなるの?って思うでしょう。
速く走るためには、指・爪が必要ないというか邪魔なのです。
わかりやすい例が馬です。
馬はとっても速く走りますよね。指・爪は、一本を残して退化しました。
すべては速く走るため、なんですね。
では、なぜ速く走らないといけないのかということも問題です。
これは、肉食動物から逃げるため。
捕食されれば、それで終わりですから命がけで進化してきたのです。
ですから、うさぎもそのように進化しました。
うさぎは捕食される側ですから、素早く逃げなければなりません。
ですから、うさぎは速く走るために骨は軽いですし、危険察知するため耳も大きく進化しました。
意外に後ろ足のキック力は強いですよね。これも素早く逃げるため。
すべては、自然環境に適応するために進化した結果なのですね。
人間はどのように進化したかというと、手は物を上手に扱うために進化しました。道具を使うために手は進化したといってもいいくらいです。
指が少ないと作業はやりにくいですよね。そして、人間の指はスラっと長いです。
長い方が、短い方よりも細かい作業がしやすいですよね。
足は、特に速く走る必要もないため、5本のままです。人間は猿から進化しました。
木に登り、足でしっかり支えるためには、5本のままの方が都合がいいです。
まとめ
ここでは、うさぎの指・爪は何本?について紹介しました。
うさぎは、前足5本ずつ、後ろ足4本ずつです。
動物の指・爪の数は、種類によって違います。
自然環境に、適応するため、それぞれで進化していった結果なのですよ。(おわり)