うさぎは触られると、喜ぶ場所や嫌がる場所があります。
かわいいから触ろう!と思っても、うさぎさんが嫌がって逃げていったらちょっとショックですよね。
うさぎを撫でるなら、その場所は知っておきたいものです。
ここでは、撫でられて好きな所と嫌いな所についてまとめてみました。参考にしてくださいね。
まずは信頼が大事!
うさぎには、撫でると喜ぶ場所と嫌がる場所があるのは確かです。
でも、誰もが触って喜ぶかというとそうではありません。
よく分からない人に急に触られたら怖いものです。人間もそうですよね、知らない人に触られたら超怖いです。
撫でると喜ぶ場所と嫌がる場所がありますが、まずは信頼感が大事です。
信頼感ができると、あっさり触らせてくれたり、基本は嫌がる所も触らせてくれたりしますよ。
撫でると喜ぶ場所と嫌がる場所があっても、信頼感・親近感の度合いによって変わってきますよ。
撫でると喜ぶ場所
うさぎが撫でると喜ぶ場所は、おでことなります。
初めてなでる場合も、おでこからになります。
名前を呼んだり、「かわいいね~」と声をかけながら、静かにゆっくりと、撫でるようにします。
自分が怖くない存在であることを、うさぎに示してあげるのです。静かにゆっくりと信頼感を作っていきます。
慣れてしまっているうさぎなら、「撫でて!」と頭を近づけにきますよ。撫でて気持ちよければ、目がトロ~ンとして頭を床につけるしぐさをとります。
ほっぺたも喜ぶ場所となります。口先からほっぺたへと、指先で円を描くように軽く撫でてあげましょう。
また、背中も喜ぶ場所となります。
撫で方の基本としては前からです。頭の方からお尻の方向へ、手のひらで優しく撫でるようにします。
おしりの方から撫でるとびっくりしますよ。
見える場所からゆっくりとゆっくりと優しく撫でるようにします。
また、うさぎを撫でるタイミングで良いのは、たくさん遊んだ後や食後しばらくしてリラックスしている時がおすすめです。
撫でるのが怖いと思うなら、このタイミングから始めるのも方法の一つです。
うさぎがリラックスしているかどうか見分けるポイントとして、
- 鼻のヒクヒクがゆっくりしている
- 目を細めて耳を寝かせている
- お腹を床につけて座っている
といった時です。こういった合図を確認しながら、少しずつ撫でるようにしてくださいね。
でも、撫でるのが怖いという気持ちがあると、うさぎにも伝わってしまいます。その時は、誰かうさぎに慣れている人に付いてもらってください。
あと、寝ている時などは触らないようにしましょう。
撫でると嫌がる場所
うさぎにも、撫でると嫌がる場所があります。
先ほどの信頼感の度合いや、個体差によっても、撫でられるのが苦手といううさぎもいます。
うさぎが撫でられると嫌がる場所は、耳、お腹、しっぽとなります。
基本的にこの場所はみんな敏感な場所です。
耳には、たくさんの神経や血管が通っています。草食動物として、敵を察知するべきところなので、敏感にできています。触れるだけで嫌がる子もいますよ。
お腹は柔らかくデリケートな部分です。ここも嫌がる部分です。
あとは、しっぽ。
しっぽにも神経が通っていて、痛みを感じやすい場所です。なので嫌がる場所になります。
ストレスを感じることも
嫌いな場所を撫でられると、ストレスを感じてしまうこともあります。
うさぎはストレスに弱く、ストレスを感じていると、毛が抜けて皮膚炎になったり、涙が出て結膜炎になったり、食欲不振などの症状に繋がってしまうこともあるんですよ。
特に、うさぎを飼い始めた頃は、かわいさのあまり様々な箇所を撫でてしまうことがあります。
でも、これは良くありません。
まずは、静かにゆっくりと、信頼感を築くようにします。そうして、撫でると喜ぶ所、嫌がる所を理解するようにします。
焦らずに時間をかけながら、うさぎとの関係性を築くようにしてくださいね。
まとめ
うさぎが触られて嫌な所は敏感な所です。
神経が走っていて、触られると痛いのです。
デリケートな部分は避けて、順番として、頭からお尻の方向に撫でるようにしてくださいね。(おわり)