
トレーニングにはスクワットやうさぎ跳びがありますが、最近はうさぎ跳びが禁止されているところも見られますね。
うさぎ跳びは膝や腰を痛めるから、というのがその理由とされていますよ。このように逆効果で意味ないのでしょうか?
野球選手などは、うさぎ跳び禁止と言われ、ほとんどやっていませんからね。
でも、ひと昔もふた昔前の世代は、部活などでうさぎ跳びは当たり前だったようです。「巨人の星」をご存じでしょうか。
第13話は「根性のうさぎ跳び」という内容ですよ。
今回は、うさぎ跳びは逆効果なのか、膝を痛めて悪影響があるのかについてまとめました。参考にしてください。
うさぎ跳びは逆効果?
まずはメリットを挙げてみます。
効果としては、しゃがんだところからの瞬発力が強化されるので、下半身の強化に役立ちます。
また、うさぎ跳びは、ぐっとしゃがんでからジャンプしますよね。重心を移動させながらジャンプするので、瞬発力が強化されるのです。
腰を落としてプレーをする競技、素早く動けないといけない競技、例えばバレーボールや野球ではうさぎ跳びをトレーニングメニューに入れるところもあるようですよ。
バレーボールはボールに素早く反応してレシーブしたりジャンプしてブロックしたりしないといけませんし、野球は速い打球に反応して動かないといけませんからね。
次はデメリットです。
膝を大きく突き出す姿勢で、負荷をかけることは、膝に大きな負担がかかります。さらに、
大腿四頭筋や大臀筋の他、下肢末端近辺の細かい筋肉に硬直的緊張を強いる。その結果、柔軟性の低下を招く。(引用:ウィキペディア)
筋肉の柔軟性に影響を与えるのです。
瞬発力を鍛える効果はあるものの、やはり、膝関節や筋肉を傷める可能性があるのです。ですので、無理をしてする必要もないというのが答えです。
逆効果とまではいわないまでも、膝を痛めて悪影響がある可能性があることは捨てきれません。やめておいた方が無難です。
次は他の方法について紹介します。
代わりとなる方法は?
うさぎ跳びは、膝に負担がかかるのがデメリットです。ですので、膝に負担がかからない方法がおすすめです。
うさぎ跳びの代わりにおすすめなのがスクワットです。
うさぎ跳びは、膝を突き出しますが、スクワットはあまり突き出しません。さらに、同等の効果があると言われているのですよ。
スクワットも正しいフォームでやらないと効果がないのですが、うさぎ跳びよりも簡単ですからやりやすいです。
スクワットなら家の中でもできるので気軽にできますよね。
やり方を変えれば強度も調整できますよ。浅くしゃがむだけのスクワット、深くしゃがむスクワットと変化させれば良いのです。
スクワットだけでもうさぎ跳びと同じ効果が得られると言われていますので、まずはスクワットを正しく行えるようにすれば良いですよね。
スクワットは地味な動きですが結構効果的ですよ。頭の後ろに手を持っていって何回かスクワットをしてみてください。
結構負荷がかかりますよ。
うさぎ跳びは「トレーニングをやっている感」が強いですが、ケガをする可能性が高いですから無理にする必要はないですね。
膝を守るためにもスクワットをするようにしましょう。
もちろん、スクワットも正しいフォームで行わないと効果がありませんので、最初のうちは正しいフォームを身につけるようにしてくださいね。
〇正しいスクワットのやり方(音がでます)
まとめ
うさぎ跳びについて紹介しました。
運動は、正しい方法で行ってくださいね。鍛える前に、体を傷めるようなことがあっては本末転倒です。(おわり)