「イースターエッグ」や「イースターバニー」という言葉を聞くことはないでしょうか。
日本ではあまりなじみが無かったこの言葉。
しかし、最近では遊園地のイベントでこれらが活用されたり、Twitterやインスタではハッシュタグを使って、これらのイラストや写真が載せられることが多くなっています。
ディズニーイベントで、「ディズニー・イースター」があり、これらの装飾やコスチュームを見つけることができます。
「イースターエッグ」、「イースターエッグ」、これらの意味といつの行事に使われるのかについて紹介します。
イースターとは?
そもそもイースターとは何かというと、「復活祭」のことです。
復活祭とは簡単に言うとキリスト教のお祭り。
イエス=キリストが刑を執行されて亡くなってから、3日後に生き返ったことを記念した日となります。
日本で言うと、春分後の最初の満月からあとの日曜日に行われます。ですから、毎年、日は違うのです。
- 2019年は4月21日
- 2020年は4月12日
- 2021年は4月4日
結構、日に差がありますよね。
キリスト教徒からすると大事なお祭りであり、この日は賑やかな日になるんです。
日本ではキリスト教のお祭りという意味合いは薄くイベントが行われていますが、本来はキリスト教のお祭りです。
欧米では、クリスマスやハロウィーンと同じように大事なイベントなんですよ。
イースターエッグの意味は?
「イースターエッグ」とは、イースターを祝うために、カラフルに仕上げた卵のことです。
なぜ、卵かというと、命の誕生の象徴の意味合いを持つからです。
キリストは生き返って新たに誕生しました。それと重ねているのですね。
また、タマゴアレルギーを持つ人はチョコレートを使い銀紙などでくるみ、そこに絵を描いているんですよ。
そんなかわいく仕上げた「イースターエッグ」をあっちこっちに隠して子どもたちが探して遊ぶ風習があるのです。
キリスト教の意味をまだそんなに理解していない子どもたちには、遊んで復活祭に参加させるという発想があるんですよ。
イースターバニーとは?
復活祭では「イースターバニー」は欠かせません。
何故ならうさぎは繁栄のシンボルだからです。
日本でもうさぎは縁起がいいといわれていますが、欧米でも縁起がいいということですね。
イエス=キリストが処刑されたことから、繁栄が多いうさぎはイエス=キリストの復活の連想させる効果として使われています。
昨今の「イースターバニー」の使い方はタマゴが入ったカゴにうさぎのおもちゃを入れて使われることが多いです。
また、イースターエッグにうさぎの絵を書いている方もいます。うさぎの着ぐるみをきてカゴに入れたタマゴを配る人もいますよ。
現在ではこのようにしてイエス=キリストの復活のイメージキャラクターであるうさぎを用いています。
ぬいぐるみを使うことも
「イースターバニー」や「イースターエッグ」ではうさぎとタマゴを使います。
でも本物のうさぎやタマゴを使わずにぬいぐるみでも代用が可能です。
うさぎのぬいぐるみはおもちゃコーナーでよく見かけますのでわかると思いますが、ぬいぐるみのタマゴってあるのかと思いますよね。
まさにその通りでぬいぐるみのタマゴというのはあまりありません。
しかし、プラスチックのタマゴ型のおもちゃはたくさん発売されています。
ですので、子どもたちにはおもちゃで「イースターエッグ」の遊びをさせてあげられます。
生の鶏卵だと割れてしまったら殻でケガをしたり、アレルギーがある子どもだと心配ですよね。
プラスチックのタマゴのおもちゃとうさぎのぬいぐるみで「イースターバニー」と「イースターエッグ」を皆楽しんでいるんです。
まとめ
今回は最近日本でも人気上昇中の「イースターエッグ」と「イースターバニー」について紹介しました。
イースターの日は毎年変わりますよ。
「イースターエッグ」と「イースターバニー」「生命の誕生の象徴」と「繁栄の象徴」なのです。
是非知っておいてくださいね。(おわり)