うさぎはかわいいから飼いたいし、でもお部屋にも緑が欲しいから、観葉植物でも置きたいなと思うかもしれません。
しかし、うさぎと観葉植物のポトスは注意した方がいいんです。
風水的なことではなくて、食べてしまったら困るということ。
ここではうさぎとポトスの関係について紹介します。
うさぎは観葉植物はダメなものがある
暮らしの中に観葉植物をおくのは、都会など緑の少ない生活をしている人にとっては潤いです。
しかし、うさぎを飼うとなると、もしケージ外で遊ばせてかじって観葉植物を食べてしまったら危ないものもあるのです。
その中の一つがポトス。
よくみかける観葉植物ですよね。
この植物、初心者にはおすすめの観葉植物として知られています。
ポトスは乾燥に強く、とても丈夫。日陰でも育ちやすいです。日の当たる場所に置かなくても良いので、日照りの悪いマンションなどでも大丈夫です。
だから育てやすく初心者向け代表格の観葉植物とも育てている人も多いです。
しかし、このポトスはうさぎにはよくないです。
汁液に含まれる「シュウ酸カルシウム」という物質がよくありません。
刺激性のある物質で皮膚炎や口内炎を引き起こしてしまいます。このポトスはうさぎだけではなくてペットを飼っているなら気をつけたい観葉植物なんです。
例えば山芋。
人間の場合ですが、すりおろして触るとかゆくなってしまいますよね。これは山芋にシュウ酸カルシウムが含まれていて、この物質が影響するからです。
あと、獣医さんはよく知っていることですが、うさぎの尿路結石はシュウ酸カルシウム結石が多いとされます。
ここではポトスと関係ないですが、うさぎが食べる野菜に含まれるカルシウムが腎臓を通るとシュウ酸カルシウムとして尿の中に流れていきます。
その塊がシュウ酸カルシウム結石ということです。
つまりは、体の中でシュウ酸カルシウムは作られてはいるものの、刺激性の物質なので触るのはよくないということです。
観葉植物の置き場所はどうする?
うさぎも飼いたいし、観葉植物も置きたいなら対策をすべきです。
方法としては部屋をキッチリ分けること。
植物のユリもうさぎにはダメなんですが、こちらは花粉も含めてよくありません。花粉は飛ぶので、部屋を分けていても、人の体について移動するかもしれません。
ポトスの場合は汁液が影響するだけですから、部屋を分ければいいので大丈夫です。
ちなみに観葉植物の置き場所ですが、置く場所によって植物の成長などに大きく影響します。
乾燥に強いか、寒さや暑さの耐性と、それぞれの植物の特性を考慮して置く場所を選ぶようにするのが基本です。
植物ですから、室内に置く場合は光が当たる場所に置くのがおすすめです。
インテリアとしてさりげなく飾りたいなら、室内の隅がおすすめです。隅はデッドスペースとなりやすく、雰囲気を変えてくれるでしょう。
うさぎの場合は、陽の当たる場所だと暑くなってしまうので、ケージは過ごしやすい場所を選ぶのが大事です。
温度や湿度に気を配る必要がありますが、エアコンの風があたらないように置くのも基本です。
これは観葉植物も一緒で、熱風などがあたり乾燥すると、植物のダメージが大きくなってしまいますので置いては行けません。
まとめ
うさぎとポトスの関係について紹介しました。
うさぎを飼うなら観葉植物のポトスには注意です。
しかし、植物がお部屋にあると安らぎますし、インテリアとしても活躍しますから、どうしても置きたい場合は部屋を分けましょう。(おわり)