「うさぎを長生きの秘訣は何だろう?」
そう思いますよね。
せっかく我が家の一員になった大事なうさぎ。できるだけ長く一緒にいたいものです。
ここでは、具体的な飼い方のことは置いておいて精神論でちょっと考えてみようと思います。
長生きさせるには?
長生きさせるには、具体的な飼い方はまず押さえておきたいところです。
食事・生活環境・温度管理・健康チェック・お手入れ・危険回避などの方法は、うさぎの飼い方の本に載っています。
基本的な飼育方法の知識を持って育てるのは、長生きに必要な条件ですね。
さて、精神論でいうと、愛情を持って育てるのは大事なことです。
愛情がなければ、細かい変化の気づきも遅くなってしまうというのもありますね。
愛情を与えれば、応えてくれます。うさぎは鳴きませんが、体での表現は豊か。
うさぎも、しっかりと感情がありますからね。嬉しかったら目を細めたり、怒ったら、足をバンバンを踏んだりします。
生活に刺激があることは大事です。
でも、「愛情を持って育てよう」と言われたら苦しくありませんか。
愛は自然な気持ちから生まれるものです。
強制されたら、飼うのがつらくなってしまうかも。
つらくなってしまうと、そんな気持ちをうさぎは感じとってしまいます。
私のおすすめは、おおらかな気持ちで臨んであげること。
長生きさせるには、具体的な飼い方をしっかり勉強することと、飼い主さんの余裕感が大事です。
長生きの秘訣!
ある、うさぎショップの人が色んなお客さんを見て、
「長生きしているうさぎの飼い主さんはおおらかな人が多い」
と思ったそう。
人間がストレスを感じていたら、うさぎも感じ取っています。逆に飼い主さんが楽しいと思えば、うさぎもそのように感じ取っています。
「空気を読む」というのは、人間だけではありません。
突然ですが、「存在意義」という言葉があります。
存在意義とは、自分の存在する理由のこと。
人間では、存在意義を見出せないと、生きていても楽しくないと思ってしまうことも。
逆に必要とされていると感じれば、生きる力に変わっていきます。
うさぎには、そんな難しいことはもちろん分かりませんが、楽しそう・嬉しそうな人からお世話をしてもらえば、嬉しいはずです。
あなたといて楽しい!と思われれば、生きる力になっていきます。
うさぎにそんなの分かる?って話になりますが、それは、ペットを飼ったことがない人の意見。長く飼っていれば、気持ちが通じ合うことはあります。
動物本来の感情の他にも、人間と接することで芽生えた感情もあります。「嬉しい、もっと構って!」なんて、それまでなかったでしょうね。
自分も楽しんで、幸せになって、おおらかな気持ちで接してあげること。これが長生きの秘訣です。
おかしな所でおしっこしてしまったり、電気コードをかじってしてしまうこともありますが、でも、そんな動物なのだと大目に見てあげてください。
余裕感が大事です。
確かに、個体差はあります。体が丈夫でない子は長生きできないかもしれませんが、その子なりの命を全うできるでしょう。
まとめ
自分も楽しんで飼ってあげることが、うさぎにとっても幸せなこと。
ストレスに弱い、温度変化にも弱い、骨折もしやすい、病気になりがち、と本当に手間がかかる動物ですが、かわいさは格別です。
おおらかな気持ちで育ててあげることが、長生きの秘訣です。
具体論ではなく、精神論になってしまいましたが、重要なことです。(おわり)