うさぎと言えば長い耳と愛くるしい目が可愛い印象で、日本でも大変人気のある動物ですよね。
また、うさぎをモチーフとしたキャラクターも人気。サンリオのマイメロちゃんやキャシーちゃんなどがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
他には世界的に大人気のミッフィーやピーターラビットもみんなから愛されるうさぎのキャラクターとして人気のある存在ですよね。
とにかく可愛いというのがうさぎのイメージですが、そのため海外でも愛されています。
他の国で活躍しているうさぎのキャラクターにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
アメリカで人気のキャラクターは?
うさぎキャラクターと聞いてバッグス・バニーを忘れてはいけないですよね。
バッグス・バニーはアメリカの人気アニメ「ルーニーテューンズ」のメインキャラクターで、今ではワーナー・ブラザーズの最も愛されているキャラクターのひとつとなっています。
毛色はグレーで白い手袋をはめているバニーはとても賢く、ちょっとやんちゃなところがあります。
そのため人間や他のキャラクターをからかってみたり、ウィットに富んだ言動など、自由気ままに行動します。
時には度が過ぎたところもあるのですが、悪気がなく、本当に何もかも楽しんでいるので、バニーに対して嫌な気持ちを抱くどころか、その自由気ままな行動を応援してしまっている自分に気がつく人も多いのではないでしょうか。
こんな楽しいバニーなのですが、1950年に公開された「What’s up Doc?」では人間社会でショービズの世界を志していたという事実が語られています。
ショービズの世界で成功するためにダンスを習っていたなど、バニーは人知れず努力をしていたこともあるのですが、ショービズの世界で一度大きな挫折を経験します。
しかしひょんなことから、思わず口にした「What’s up Doc?」が大受けして、ワーナー・ブラザースにスカウトされて現在に至るという経歴があったのです。
うさぎのキャラクターでこれほど人生に挑んで、そして挫折も経験していて、それでもとびっきり明るい性格のうさぎがいたでしょうか。
これこそが長年うさぎのキャラクターとして世界中で愛されている理由なのかもしれませんね。
ちなみにバニーがメロメロに愛しているのが才色兼備のローラ・バニーです。
ローラは美しくて賢い女の子ですが、アメリカらしく、クールな面や活発な面を持ち合わせています。常に積極的で前向きな姿勢にバニーがもう夢中になっているようですね。
韓国で人気のキャラクターは?
お隣韓国で今大ブームとなっているうさぎキャラクターがいます。
その名も「すこぶる動くうさぎ」。
「すこぶる動くうさぎ」は実は日本で誕生したキャラクターなのです。
LINEやカカオトークのスタンプで誕生した「すこぶる動くうさぎ」は韓国のうさぎキャラクターではないのですが、今韓国で爆発的な人気となっていて、韓国では「オーバーアクションうさぎ」と呼ばれます。
作者は「ねも太郎」さんという方で、カカオトークのスタンプを販売するにあたって、ご自身でハングル文字を入れたそうです。
今では「すこぶる動くうさぎ」はスタンプだけに止まらず、ゲームやパズル、ドラマ、アプリまで展開していて、K-POPアイドルまで虜にしているほど人気があるんですよね。
すこぶる動くうさぎは丸っこいボディで全身で感情を表現してくれるので見ていると、思わず、クスッと笑ってしまうから不思議なキャラクターです。
すこぶる動くうさぎの大好物は人参で、とにかく運動神経がすこぶる良いので、すぐに踊ってしまうという特徴があります。
最近ではすごぶる動くうさぎだけではなく、犬や猫、くまなどのキャラクターも追加されていて、益々目が離せない状況になっています。
韓国だけではもったいないので、日本のみなさんにもどんどん愛されて欲しいキャラクターだと言えます。
まとめ
このように世界中でうさぎのキャラクターは長年愛され続けています。
その理由にやはりうさぎ本来の可愛さがあるからではないでしょうか。日本では月に住んでいるとか、因幡の白兎のように神話に出てくるうさぎもいます。
日本ではうさぎは古くから、私たちのパートナーとして存在していた動物ですから、これからも単に可愛いだけでなく、大切な存在として一緒に生活していきたいものですよね。
うさぎのキャラクターはまだまだ世界中から登場してくるかもしれませんね。
日本からもゲームのキャラクターやアニメのキャラクターとして近い将来世界を席巻するような子が登場するかもしれません。楽しみにしていたいと思います。(おわり)